AliExpressで商品が届かない&不良品が届いた時の返品方法(返金)
● アリエクスプレスで不良品が届いた時の返品方法(返金)
商品が届かない&不良品の返品方法(やり方)
AliExpress(アリエクスプレス)で
商品が届かない or 不良品が届いた時の
返品・返金方法になります。
当方ではアリエクスプレスより
Tシャツを購入した所…?
穴が空いた状態で届いてしまいました。
直径2~3cm前後の穴開きになります。
最近流行りのダメージ加工による穴開きかと一瞬だけ勘違いしてしまうくらいでした。
さらにシミではないですが、所々に汚れもついており
「古着」と言わんばかりの小汚い状態で送られてきました。
タグだけは丁寧なまでに立派な新品状態である事が確認出来ました。
穴開き状態は誰が見ても目立つくらいでして、明らかにタグをつけた時 or 発送する際に少しチェックすれば分かるだろうレベルの不良品となっています。
まずAliExpressの仕組みとしまして
楽天市場のように商品を販売する場所を販売業者に提供した上で、問題が発生した際には販売業者と購入者の仲介に入ってくれまして、”購入時に支払った代金は一時的に保証金”として預かってくれています。
その後、購入者が商品到着後に商品に問題がなく「受取連絡」をする事で、販売業者にお金が流れる仕組みとなっています。
日本最大規模の個人売買ができるフリマアプリでいうところのメルカリ&ヤフオクと同じ仕組みとなっています。
そのため、商品が届かなかったり、不良品にあたっても安心できる制度となっていますね。
もし届いた商品に問題があったり不良品が届きましたら、すぐに販売者に連絡を取りまして「紛争」という流れになります。
正確には販売者に連絡を取る必要はなく
商品詳細ページから「返品・返金」の紛争申請という流れになります。
AliExpressがオープンして間もない頃は、不良品による返品手続きを全て手作業で対応しなければいけなかったのですが、近年では項目を選択するだけで、誰でも簡単に手続きが行えるようになっています。
さらに問題が発生した際にはリアルタイムのチャットによるサポートも充実しております。
驚いた事にサポートは「日本語」で対応してくれる事が確認出来ました。
アリエクスプレスの返品・返金方法について
Aliexpressの返品・返金手順は、とても簡単です。
まずWebサイトからアクセスする手順については
AliExpressのマイページ
↓
購入した注文画面になります。
Webサイトの詳しい手順としましては
右上にある
「アカウント」より
「私の注文」を選択します。
アプリの場合には
最下部にある
アカウントより
出荷済み or 返品
どちらでもOKです。
購入した商品一覧が画像付きで表示されます。
返品・返金したい不良商品より「注文詳細」を選択すればOKです。
アプリの場合は商品画像を選択すればOKです。
以下の操作からはWebサイト&アプリの操作画面は共通となっています。
商品詳細ページの最下部より
「返金と返品」
を選択すればOKです。
すると最初に以下の質問を聞かれます。
・商品が届きましたか?
・商品は届きませんでしたか?
→ いいえ or はい
のどちらで答えます。
当方では商品が届いておりますので、
「はい」を選択した上で
商品が届いている場合の入力項目については
1.返品・返金の理由を選択
2.画像 or 動画をアップロード
3.不良品(問題箇所)の説明
上記3点を申請する必要があります。
予め用意されている内容を選択するだけでOKです。
一応、簡単な問題箇所の画像撮影 + 不良品の説明が必要になります。
不良箇所をスマホで撮影した上で
◆ 参考例:
商品は届きましたが穴が空いてました
I received the product and it was defective.
(商品が届きましたが不良品でした)
といった説明ですね。
理由項目については
商品が壊れているか、機能しない
↓
製品の欠陥
もしくは
破損
↓
商品は破損しているが、梱包箱には問題はない
上記どちらかを選択すればOKです。
サイズ&色違いだったり
まったく違う商品が届いたり
商品が説明と一致しない場合には
「商品が説明と一致しない」を選択した上で、いずれかを選択すればOKでございます。
参考までに最初に選択する
・商品が届きましたか?
・商品は届きませんでしたか?
商品が届かなかった場合の入力項目については
上記の通りになっておりますので
該当する所にチェックすればOKです。
当方では商品が届いた上での不良品となります。
申請理由として
「商品は破損しているが梱包箱に問題はない」
を選択すると…?
無事にリクエストが提出されました。
あとは仲介業者のAliExpressが解決に導いてくれます。
返品・返金の紛争を申請してから
「約3日後」にAliexpressより返答がありました。
解決内容の結果として
不良商品を返品してくれたら、返金します。
といった内容になります。
上記の解決案はアカウントに登録した
メールアドレス宛にメールが2通届く仕組みとなっています。
メール本文には最終的な解決策として
Final solution
Solution1:Return goods,full refund 1,996 JPY ( pays the return shipping fee )
Reminder: Please provide the tracking number within 10 calendar days on your dispute detail page. If you fail to response or provide returning tracking number before the deadline, the payment will be released to the seller.
返品・全額返金(但し、返送料はご負担ください)
10日以内に「追跡番号」を紛争詳細ページでお知らせ下さい。
期限内に追跡番号の連絡がなければ、お支払いは出品者に払われます。
なぜか購入者側に落ち度がなく
理不尽なまでの不良品が届いたのにも関わらず…?
商品を返品するための「返送料を負担」しなければいけないようです。
続けて、すぐ届いた2通目のメールには
we've provided a free return label download label to help you out.
Please download the form and return your item(s) before 2024-6-18. If you have any questions, or you're not sure what to do next, you can click here to find out more information.
View details
Please note: If you can not return your items before the deadline, your free return request may be cancelled
商品を返送するための「無料宛名ラベル」を用意しているので、ダウンロードしてお使い下さい。
注意点: 2024年6月18日までに商品を返送して下さい。
期日までに返送いただけない場合はキャンセル扱い。
さらに返送用の宛名ラベルを使って返送しろという事でした。
1,996円を返金してもらうために
国際便という面倒な返送作業をしなければいけないというのです。
早速、宛名ラベルがあるのかどうか調べるために
再び商品詳細ページへアクセスしてみますと…?
商品の宛名ラベルがどこにも見当たりません。
それどころか
商品詳細ページより
返品・返金の詳細画面には
● 返送待ち
・集荷待ち:
集荷業者から連絡をお待ちください。集荷までに返送商品をすべて揃え、しっかりと梱包してください。梱包に不備がある場合は、追加で梱包料金を請求する場合があります。
・返品コード:
****(4桁の数字が表示されます)
返送する荷物に返品コードを記載するか、集荷業者に直接返品コードを伝えてください。その際、返品コードが正しいことを十分に確認してからお荷物をお渡しください。
送料の返金: 無料
なぜかメール本文内容の説明とは異なっておりまして
商品詳細ページにある返品・返金の説明には商品ラベルがあるどころか?
新たに”返品コード4ケタの数字”が書かれているだけで
商品の集荷に伺いますので、商品を梱包して待っていて下さい。
返送料は「無料」となっているのです。
どちらが正しい内容なのか疑問に思いましたので、
すぐにAliExpressに問い合わせますと…?
・メールの内容は無視して下さい(返送料の負担は間違いです)
・商品詳細ページの内容が正しいです(返送料は無料で集荷に伺います)
・3日~5日以内に佐川急便 or 何らかの配送業者から「集荷に関する連絡」がありますので、お待ち下さい。
という事でありました。
つまりは、返品商品を引き取りに
”配送業者が集荷に来てくれる”ようです。
問題のあった商品を梱包した状態のまま待ちまして
集荷が到着次第、返品コード(数字4ケタ)だけ伝えれば良いようです。
当方では不良品が届いた直後にアリエクスプレスの返品・返金(紛争)の申請と同時に念には念を入れて直接、販売業者宛にも連絡を入れておりました。
驚いた事に、すぐ既読になったのですが、
数日経っても返答は一切なく…
AliExpressの解決策と同時に
ようやく販売業者から連絡があったと思いきや
販売業者より
不良商品を返送してくれたら
(仕方なく)返金してあげますので、
改めて商品を購入して下さいね!
という「謝罪の一言」もなければ…
「再び同じ商品を購入しろ」
という図々しさを持ち合わせておりました。
世界では日本の常識は通用しない事は当然ではありますが、この瞬間「この業者からは二度と購入する事はないだろう…」という事が頭をよぎったのですが、恐らくこれは販売者側のサービスが良すぎる日本だけの感覚なのかもしれません。
海外では日本のように、すぐさま謝罪をしないのが当たり前の文化なので、仕方ないとも言えます。
それどころか問題があっても「再度、購入してね」と催促されちゃうくらいであります。
でも、そう言われてしまったのも仕方ありません。
なぜなら、当方からも
ちゃっかりと不良品が届いた直後
販売業者宛に送ったメッセージ内容として
いつもありがとうございます。
(Thank you as always)
本日商品を受け取りましたが、穴が開いておりました。
(I received my item today and it has a hole in it)
「新しい商品」か「返金」をお願いできますか?
(Can I get a new item or a refund?)
といったように”不良品を返却せず”に
「新しい商品を送ってもらえる」or「返金されるかもしれない」
といった図々しさを持ち合わせておりましたので、結果的にお互い様となりました。
販売業者より
「お手元にある不良品は処分して下さい」
という内容が送られてくると勝手な想像で期待しつつも
もしそうなった日には捨てるのは、もったいありませんので
あわよくば穴が空いたTシャツを縫い合わせて
夏の寝巻き用(パジャマ)にしようとする
作戦は見事なまでに失敗に終わりました。
※ 不良品を返却するために販売業者が送料を負担するなら処分した方が良いだろう的な勝手な考えでしたが、どうやら返送料もAliExpress側が負担してくれる仕組みなので、販売業者は痛くも痒くもないようであります。
AliExpressで衣類を購入される予定の方は不良品が届いた際には返送等が面倒なので、承知な上で購入した方が良さそうです。
それでも近年は中国の著しい発展の影響なのか?
商品の不良率は、かなり低くなっている事が確認出来ております。
衣料品~電子精密機器を含めまして
20~30回注文して、ようやく1個だけ不良品
にあたるかどうかの確率となっています。
その昔は3~5回購入して必ず不良品が1個あたる時代でした(2010年代前半頃まで)
チョコボールの銀のエンゼルが当たる確率よりは少ないです。
その後、いつまでも経っても
配送業者から集荷の連絡がないのかと思いきや…
解決案から3日後に突然メールが入りまして
勝手に注文詳細画面が締め切られて閉じられてしまいました。
一瞬だけ”返品・返金が無効”になってしまったのか!?
と慌てふためいて勘違いしかねる事態でしたが…
再び商品詳細ページより
返品・返金画面にアクセスしてみますと…?
返品に必要な「集荷の返品コード」は消えておりまして
今度は「返金処理」に変わっておりました。
◆ 返金処理
返金手続き中:
お客様への返金は手続き中です。
ご利用の銀行または金融機関に情報が反映されるまで、最大1~3営業日かかる場合があります。
指定払い戻し時間: 6月19日~21日(日本時間)
勝手に返金処理が行われておりまして
返金処理から「3日以内に入金」が行われるとの事でした。
この事から
返品の際に集荷が必要となっていたとしても
商品金額によっては返送料が高くつきかねないので
「返品せずに返金だけされる」という事もあるという事でありました。
と油断していた所…?
上記の集荷(返品コード)が消えて返金画面になった
翌日、何の連絡もなしに突然、佐川急便が集荷にやって来ました。
てっきり返品しなくても良い物なのかと…
ぬか喜びで浮かれて梱包済み商品を再び開封しなくて本当に良かったです。
結局、返品&返金画面が強制的に閉じられても
「商品の返品は必要だった」
という事が判明しました。
管理画面で”返品・返金内容が消えた”としても、ちゃっかりと忘れた頃に集荷しにやってきますので、AliExpresは油断なりません。
その後、約束通り最後の最後の3日目で返金があり、何事もなく不良品の返却は終わりました。
集荷を受取にきた翌日に返金があったという事になります(販売業者に商品が到着する前に返金があるのは良心的でした)
このあたりも、AliExpressではちゃっかりしておりました。
皆様も十分お気をつけ下さいませ。
ぜひ1つの参考にして頂ければ幸いです。