佐山聡シューティング合宿の真相(キレる指導法)

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佐山聡シューティング合宿の真相(昭和の指導法)

初代タイガーマスク直伝(地獄の佐山合宿とは?)

初代タイガーマスク直伝(じきでん)による

佐山聡さん指導の元で行われた「地獄の佐山合宿」になります。

とても印象に残ったシーンがありますので、簡単に紹介させていただきますね。

人に注意する時の”キレる指導法”ではないですが、衝撃的な名シーンによる名言も含まれております。

時代は、昭和の暴力が当たり前で厳しかった時代の格闘技・シューティング合宿での出来事になります。

佐山シューティング合宿を知らない方へ向けまして、怒り狂ってキレる名シーンのセリフを文字起こししています。

地獄の佐山合宿については

1991年9月21日に栃木県・足利市にある

足利工業大学付属高等学校体育館で行われた

3日間だけの地獄合宿になっています。

ここで忘れてはならないポイントとして

Youtube動画で話題となりまして

なぜか”英語の字幕付き”で

「これは暴力ではなく教育(動画)」

として世界中に配信されております(笑)

初代タイガーマスクこと佐山聡さんが練習生に対して厳しく指導しています。

その中で、タイガーマスク直伝による

ハイキックのお手本を見せてくれる

誰もが驚くべき「名シーン」があります。

 画像は左上~右上~左下の順にご覧下さいませ。

このハイキックを初めて見た瞬間に

さすがに「凄すぎる」

と言わんばかりの衝撃がありました。

1.スピード

2.迫力

3.威力

を感じさせる名シーンになっておりました。

とにかく、一瞬のスピードも半端ではありません。

最大のポイントは

肥 満 体 型 にも関わらずです。

初代タイガーマスクこと佐山聡さんの”肥満体型”と身体能力の高さ”の関連性の深堀りは別で解説しております(ハイキックの凄さ&身体能力の高さ)

佐山聡さんより
(修斗協会・代表)

プロってさぁ~、アマチュアでもいいけどさぁ

やっぱり、そういう突き進むにはさぁ

そのくらいの”精神力”というのも必要だしさぁ

ね?そういう目つきになってもらいたいし
技術っというのはさぁ~、もちろんあるよ。すごい一杯ある

今日覚えてほしい、今回の合宿で

この動画は時代が時代だけに

かなりきついシーンばかりが

クローズアップされがちですね(笑)

それから精神的なこと 

”これも技術のうちっ!” 

いい?
自分で高めること。

自分でやる気になること

”これも技術のうちっ!”

なっ?

はい、蹴ってみ?

よしっ!

もっと思いっきり蹴ってみ?

きち~~~んと

お前、俺がさぁ?

思いっきり蹴れっていったら

思いっきり蹴らないと

なめてんの俺を?なぁ?
(練習生:いえ、いえ)

俺をなめてんの?
(練習生:いえ、なめてないです)

なめてない?

俺、思いっきり

蹴れって言ってんだよ?

お前、これ思いっきりかぁ、お前の?

「な・め・て・ん・の・か!」

(再び練習生:いや、なめてないです)

(いきなり怒鳴り散らしながら)

思っきりかぁっーー!

それでーーーっ!

 画像は左上~右上~左下の順にご覧下さいませ。

ここで

思いっきりの

初ビンタが入ります。

うぉおんっ?

すかさず

今度は左手で

2発目のビンタが入ります。

思いっきりかっーーー!!!

それがお前の!!

やってみ? 

オラァアッ!

殺すぞ!

この野郎っ!

オラァッ!

いけっ、こりゃ、この野郎!

(怒り狂ったように)気合だーーーっ!

オラッァ!

(ぶり返すように)思いっきりか?

それが、この野郎!

再び3発目のビンタを食らわしています。

いけ、オラァッ!

おっけいっ!

これさぁ~、自分達でやってほしいのこれ

その俺は手助けするだけだから。分かるかな?

アドレナリンを自分であげてけ、自分で。自分であげていく。分かったぁ?

ここで初代タイガーマスクオリジナルの

軽いジャンピングを披露しながら

まっすぐだから

こういう状態で蹴らないといけないな。

こういう蹴りが

”本気の蹴りっ!”

古き良き

昭和の古臭い映像を

高画質ハイビジョンで

見るのも技術の内っ!

ハイキックのお手本は2回蹴っております。

左と右の画像を比較すると分かりやすいのですが、それぞれ蹴りの当たりどころが異なっております。

わかるかな?

わかるぅ~?

(感情を思いっきり込めて)力を抜いて

相手に効かなきゃ意味がない!

相手に効かなきゃ!分かる?

練習生に怒鳴りすぎたせいで

声もカラカラになってしまいながら

あぁいう雰囲気の中で

冷静に判断が出来て自分がどういう風に動くのか?

こういう事をやらなきゃダメよ
冷静にアドレナリンあげて

しかも、冷静に!

分かったかぁ?

(腰に対して)これダメよ

この体制はNG例となります。

(腰を)グワッァ~って閉じてって

閉じると腰が入るから

この体制はOK

閉じると腰が入るだろ?

そうっ! 伸ばしてっ、伸ばしてっ!

今度は熱血指導員のマネごとのように

片手にメガホンを持ちつつ

はいっ

絞り出せ~、絞り出せ~!

後ろから通りすがりに

いきなり竹刀で、ぶん殴る。

平然と何食わぬ顔をしながら

まさにストレス発散しているかのようにです。

ぶん殴る前には歯を食いしばるようにして

攻撃力が「2倍」になるように思いっきり

パワーを溜め込んでいる所が最大のポイントです。

「んなぁやろう(聴き取り不能)この野郎っ!」

「腰入れろ、腰! 腰、閉じてねぇーじゃねえか、これがぁ!」

「腰を閉じて 早めに返せ、この野郎(再び竹刀でぶん殴る)」
「こ・し・を・と・じ・ろっ!」

「何回、言わせりゃわかるんだ、オラァッ!」

「なんで倒れないんだ、傾けろ、オラァッ!」

今度は

不意に練習生の後ろからやってきて

右肩あたりに左フックを食らわせます(左上の画像)

いきなりの不意打ちにカメラも映像をとらえきれなかったようです。

何回、言わせりゃ分かるんだ?

何で倒れねぇか言ってみろ?この野郎っ!

おい、なんで倒れないんだ? 言ってみろ、おらぁ!

倒れろ = 専門用語で「傾けろ」という意味になります。

蹴っている練習生が重心の移動が悪いためと佐山さんが映像を見ながら語っています(別で解説あり)

さらには

カメラが写っていない瞬間に

ちゃっかりと練習生の腹にも”爆裂拳”を喰らわせておきます。

お腹を抱えてしゃがみ込むまでのとんでもない痛みとなっています。

合宿も終盤にさしかかりまして

さらに度が過ぎる頃には

遂には竹刀(しない)

二刀流に持ち始めまして

よーーーしっ! やれよ?

殺すぞ この野郎!

令和の時代では”脅迫罪”になりかねない

「殺すぞ!」という脅迫じみた

脅しも入ってしまいます。

てめぇ~、この野郎!

いけ、ゴルァッ!

気づいたら竹刀も

孫悟空の「伸びろっ にょい棒!」のごとく

佐山先生の気合の熱量に応じて長くもなってしまっています。

怒り狂ったように竹刀で集中攻撃しつつ

倒れてねえーぇんだよっ!

この野郎っ!(ハイキック)

おぉ~ん?

二刀流の竹刀攻撃で

思いっきり頭をぶん殴られた挙げ句に

追撃でハイキックまで食らってしまいます。

さらには

佐山先生の指導にも

熱が入りすぎる頃には

竹刀攻撃をされた瞬間に

練習生より「ヒェエエエッ!」

という怯えるくらいまでの

本気の悲鳴まで聞こえてしまう始末です。

意外にも練習生が

見事なハイキックを

決めているにも関わらず…?

なぜか黙ったまま”何も言葉を発せず”

理不尽なまでに思いっきり前蹴りだけを食らってしまいました。

まるで手塚治虫先生が鳥山明さんに嫉妬していたかのようにです。

毎度ながら通常なら怒声と共に怒り狂ったように手と足が出てしまうのですが…?

この時ばかりは、なぜか練習生がハイキック後、少しだけ合間を置いてる点も見逃してはなりません。

練習生があまりにも上手にハイキックを決めるものですからやる事がなくなって、佐山先生なりの愛情表現(演出)と嫉妬だったのかもしれません。

この理不尽なまでの攻撃にやられた方は、たまったもんじゃありません。

昭和の時代では、このような表沙汰にされない理不尽な出来事が山のようにありました。

これには思わず

後ろにいる練習生のギャラリーも

ちゃっかり凝視(ぎょうし)しつつ

一斉にじっくりと見てしまうくらいです。

なめんじゃねぇ!この野郎っ!

ここぞとばかりに

竹刀をフル活用しまして

二連発の「袋叩きコンボ」です。

佐山先生がバカの一つ覚えのように

竹刀で練習生を叩きすぎるものですから

遂には「流血」してしまう大変な事態にもなってしまいます。

正確には佐山先生の竹刀で叩かれ過ぎて血が出てしまったのかどうかの原因(真相)は不明です。

血の位置的には十中八九、佐山先生による竹刀攻撃の可能性が高そうですが、練習生同士のスパーリングによるケガで血が出た可能性もあるかもしれません。

これには思わず

カメラマンにまで

トバッチリがやってきます。

いいよ、こんなもん撮るな! (スタッフを怒鳴り散らす)

ゴオォルァァッ!

カメラまで近寄ってきまして

何を撮ってんだオラァッ!(怒)

撮るなっつんてんだろっ!

この野郎、おいっ!

さすがの佐山先生もマスコミの印象操作に

逆ギレしかねない事態で、お怒りにもなってしまいます。

このシーンはやらせでも何でもなく、本当にマジギレしていたと思われます。

でも、他の指導動画を見ているとお分かり頂けるのですが、佐山聡さんの教え方は論理的で、格闘技の本質的な事を生徒さんに教えていたりと正しい事をおっしゃられています。

普段の性格は非常に礼儀正しく・謙虚かつ温厚で誰に対しても優しくもあります。

まさに初代タイガーマスクに相応(ふさわ)しい逸材なのですが、なぜか地獄の佐山合宿では一人で興奮して怒り狂ってしまっています(別で解説しております)

佐山先生はキレると我を忘れまして、何をしでかすか分からないくらいまでに恐ろしくなります。

まるで、こち亀の白バイに乗る事で態度が豹変してしまうリアル本田速人(ホンダハヤト)さんのような性格になります。

本田さんも普段は穏やかで優しい性格ですが、白バイに乗る事で性格が豹変して凶暴化します。

人間悪い所もあれば良い所もある通りとなりまして、

あまり注目されないのですが、佐山聡シューティング合宿で褒めるという内容も忘れてはなりません。

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