ベルベ自己破産へ(社長と連絡が取れず難航)

パン

ベルベ自己破産へ(社長と連絡が取れず難航)

自己破産へ…(社長と連絡が取れず難航)

この金額が金額なだけに

今後は「破産申請になる可能性が高い」と言われております。

近日中に「自己破産を申請する予定」となっています。

自己破産を予定していたのですが、

未だに社長と連絡が取れない状況のために「破産手続きが難航している」

という事が判明しました。

今後は代表交代による破産申請が行われるという事であります。

その後、2022年2月8日(木)までに横浜地裁へ自己破産を申請した事が分かりました。

代表者が石川民生さんから杉本亮さんとなっています。

最近、無断駐車で話題になったばかりの横浜地裁という事でありました。

2022年3月8日(火)に横浜地裁より破産手続き開始決定を受けました。

一節では新型コロナウイルス感染拡大による影響により

休業&営業時間の短縮を余儀なくされて

売上げが大幅に落ち込んだと言われています。

さらに店舗を拡大していた事も少なからず影響していたとは思いますが、

1.原材料の価格高騰
(2022年1月からヤマザキ&パスコのパンも値上がりするくらいまでに近年は値上げラッシュです)

2.人件費(従業員さんの給与)

3.店舗賃料(家賃/光熱費等)の固定費負担

上記3点が重くのしかかり、収益悪化も続いていたとも言われています。

その後、東京商工リサーチの「ベルベ破産、銀行ごとの決算書と多重リース(リンク切れ)」より

簡単に内容をまとめますと…?

・経営が悪化して資金繰りに行き詰まる(自転車操業状態だった)

・運転資金を調達するために銀行に相談するも新規店舗開業の名目でなければ、融資してもらえず

・新しいお店の開業資金として会計事務所の従業員と一緒に帳簿&決済書を粉飾していた。

・1店舗の開店資金名目で複数の銀行から調達して各銀行ごとに異なる決算書を提出していた。

社長自らが経理までの全てを担当しており、会計事務所と一緒に帳簿&決済書を粉飾していたという事が分かりました。

ベルベ倒産まで流れとしまして

原材料の価格高騰&人件費の上昇で、経営が悪化(資金繰りに行き詰まる)

銀行に相談するも新しい店舗の開店資金としてしか融資してくれず

会計事務所の従業員を取り入れて一緒に帳簿&決済書を粉飾を決意

複数の銀行から資金調達に成功
(1店舗の開店資金名目で複数の銀行から調達して各銀行ごとに異なる決算書を提出)

新規店舗を一気に拡大(2015年~2018年までに11店舗をオープンさせる)

2021年5月に友人から出資金という名目で資金を調達

結局、再び資金繰りに行き詰まる

弁護士に不正を告白して民事再生法を相談(2021年10月28日)

全容を把握するために弁護士より資料提出を求められる(11月1日の打ち合わせ前に姿を暗ます)

という流れでありました。

会計事務所はベルベ社長に捲(まく)し立てられて粉飾してしまったのか?

不正を知りながら一緒に粉飾の決済書を作成したのか?

会計事務所からの提案だったのか?

東京商工リサーチさんが

会計事務所に取材を申し込んだ所…?

「守秘義務」があるため取材をお断りします

という事でありました。

そうこうしている内に資金繰りが間に合わなくなり

1973年より営業していたお店も遂に潰れてしまう結末になってしまいました。

ぜひ1つの参考にして頂ければ幸いです。