岩手17歳女性殺害事件 ザ・スクープ(後編)

● 岩手17歳女性殺害事件 ザ・スクープ(後編)
同姓同名の身代わりミステリー殺人事件
2008年7月1日(火)
岩手県・川井村にある山中の川で
(宮古市にある松草沢)
17歳女性の遺体が発見された未解決事件になります。
岩手17歳女性殺害事件と呼ばれています。
(岩手少女殺人事件)
警察では報奨金300万円を懸けて
(当初は100万円 → 300万円に増額)
全国の重要指名手配犯となっています。
当時、テレ朝で放送された

追跡!三陸ミステリー
断崖(だんがい)から消えた”指名手配犯”
三陸ミステリー
岩手少女殺害事件の真相
ザ・スクープスペシャル
(2010年5月16日放送)
当時テレ朝で報道された内容になります。
前編からの続きの「後編」になります。
小原容疑者が自殺名所と言われる
三陸海岸の断崖絶壁にて姿を消す前に
最後に電話をした相手は久慈署の刑事だったという。
殺人を犯した人物が、なぜ警察に電話するのか?
その謎を解明をするカギはある少女が握っていた。
Q. お名前を教えていただけますか?
佐藤梢です
2人の佐藤梢
我々の前に現れた2人目の佐藤梢さん。
彼女こそ、この事件の真相に迫るキーパーソン。
もう一人の佐藤梢であった。
Q. 亡くなった佐藤梢さんとは
どういう関係だったのですか?
高校の時の同級生で友達。
ここにプリクラ写真がある。
1人は今回インタビューに答えてくれた
佐藤梢Aさん
そして、その横には
殺害された佐藤梢Bさん
二人は、まったくの同姓同名で
高校の同級生で、仲の良い友人だったという。
さらに
佐藤梢Aさんより
(2011年に再取材)
小原勝幸容疑者が
元彼なので…
小原勝幸の元交際相手だったという。
佐藤梢Aさんが小原容疑者と
初めて出会った場所を案内してくれた。
佐藤梢Aさんより
あっちの角にゲームセンターがあって
そこで遊んでいたら声を掛けられた。
それは佐藤梢Bさんと一緒に?
はい
ゲームセンターに
私と佐藤梢Bさんがいて
プリクラ撮ったり 遊んでいる時に
小原容疑者が声をかけてきたんですね。
知り合った時は小原容疑者と
3人は一緒だったという。
3人は友人関係になり
特に佐藤梢Aさんは
小原容疑者と交際するようになる。
Q. どういう人物なんですか?
小原容疑者は?
気性は荒いです。
機嫌が悪いと別に怒る事じゃないんじゃないって所でキレ始めるし
ただ、自分より強い人には
何も言わないです。
そして、二人が付き合い始めた3ヶ月後
ある事件が起こります。
付き合い始めた二人は
ある金銭トラブルに巻き込まれたという。
(小原容疑者から)「先輩と揉め事がある」
「とりあえず一緒に来てくれ」と
(小原容疑者が)先輩と揉めていて
行かなきゃいけないと 私は聞いていて
それで(小原容疑者の)弟と私と本人とで
その恐喝した先輩の人の家に行ったんですよ。
事件から1年前
2007年5月1日
恐喝事件が発生していた。
小原容疑者と弟と佐藤梢Aさんらは
岩手県田野畑村近くにある
先輩X氏の自宅を訪れたのは殺害事件の1年前。
先輩宅に訪れた理由は、先輩X氏が紹介した仕事場から小原容疑者が逃げ出した事を謝罪するためだった。
佐藤梢Aさんは車に残って
小原容疑者と弟がX氏宅へ
小原容疑者が仕事を紹介してもらったけれど
その仕事をバックレちゃって
(X氏)の面を汚したなという話になったみたいで
複数の関係者による
その時、小原容疑者は日本酒を持参して謝罪をしたが
X氏は日本等を持ち出して恐喝されたという。
X氏はキレだし
日本刀を取り出し
小原容疑者の口に日本刀を入れて
「俺の顔を潰したから120万払え」と迫ったという。
戻ってきた時の
おびえ方がすごかったです。
(口に)日本刀を入れられて
色々言われて
歯に日本刀が当たって
カチカチ、カチカチって言って
本当に怖かったって
言ってました。
小原容疑者はX氏に
120万円の借用書を書かれて
さらに連帯保証人を立てるよう
小指に包丁をあてられ脅迫されたという。
(小指)この辺
切れてて
Q. 小指?切れているの?
切れてた。
血が出ていた。
(小原容疑者は)白いジャージを着てたんですよ
左太もも付近にも血がついていて
そして、小原容疑者は
交際相手だった
佐藤梢さんの名前と
電話番号を書いてしまったという。
日本刀を口に入れられて
「よくも俺の顔を汚してくれたな」みたいな話をされて
「120万円払え」
と脅された。
震えながら戻ってきて
小指から出血していて
白いジャージ着てたんですけど
右太ももにも血がついていて…
小原容疑者の父親も
この件を聞いていた。
初めは保証人に弟に「なれ」と言ったらしいんですが
弟が「嫌だ」と言ったら、勝手に車で待っている
佐藤梢さんの名前を書いたらしいんですね。
警察のやる気なさ、嘘
これ誰かに言わなきゃだめだなと…
「息子が被害届を出してたんだよ」と言ったわけです。
一言、黒木さんに話した。
(Q. そしたら、黒木さんはなんて?)
「えっ?」と驚いて、ますますおかしな事件だと思ったと思いますよ。
その後、小原容疑者は
先輩にお金を払わずに逃げ続けますが
佐藤梢Aさんにも電話が掛かってきたために
2008年6月3日
小原容疑者と佐藤梢Aさんは
二人で岩手久慈署を訪れまして
「被害届」を提出します。
殺人事件の約1ヶ月前になります。
しばらくしてから
Z氏(X氏)さんから
私の携帯に電話が来たんですよ。
(小原容疑者は)
「やばい、俺 探されている」と…
恐喝事件があったんで
被害届を出してたんですよ。
しかし、被害届提出してから
約1ヶ月後、状況(事態)は一変します。
6月28日
佐藤梢Bさん失踪当日
この日、交際相手だった佐藤梢Aさんは
小原容疑者と待ち合わせをしていましたが
小原容疑者に嫌気がさして
宮城県内の実家へ逃げ帰ったといいます。
別れたというか
私、(小原容疑者から)逃げてきたんですよ。
Q. 何があったんですか?
(佐藤梢Bさんが失踪した日)
いなくなった日に別れてるっていうか
小原容疑者が暴力を振るうので
嫌になって逃げ出した。
その後、実家へ逃げ帰った佐藤梢Aさんに対して
小原容疑者から突如、緊迫した声で電話が掛かってきたという。
(被害届の)取り下げをするから
お母さんと一緒でもいいから一回来てと言われて
「(佐藤梢Aさんが)私が一緒に行かなきゃ取り下げできないと言われた」と言われて…
恐喝事件の被害届の取下げに
「同行して欲しい」みたいな話になって
結局、行かなかったんですよね。
小原容疑者に近づきたくなかったです。
なぜか突然、恐喝事件の被害届を
取下げたいと言い出した小原容疑者。
だが、佐藤梢Aさんは同行を拒否した。
そのせいだったのか
小原容疑者がもう一人の
佐藤梢Bさんを呼び出したのは
その夜の出来事だった。
黒木さんのブログより
小原勝幸が電話で呼び出した相手は
本来の恋人の佐藤梢Aさんではなく
その友人で同姓同名の佐藤梢Bさんでした。
その日に佐藤梢Bちゃんがいなくなったので、
あぁ…みたいな
Q. もしかしたら、自分の身代わりにみたいな?
そうですね。
Q. 今は亡くなった佐藤梢Bさんに対して
どんな気持ちですか?
私のせいなのかな
事件が発覚して
すぐ頭をよぎったのは
同姓同名だ 私の身代わりだ
恐喝事件の
保証人の件ですよね。
だから、佐藤梢Bちゃんを
代わりに連れて行ったんじゃないかなと
死んだ佐藤梢Bさんは
身代わりとして小原勝幸に連れて行かれた。
「恐喝事件」は、本件「殺害事件」と無縁ではないと
考えるのが普通だと私は思うのです。
警察は知っていた!?
殺害事件の前後、
小原容疑者は、なぜか被害届を取り下げようとしていました。
そのために久慈署のY刑事に頻繁に電話をしていたようです。
幼なじみの男性より
携帯で話してました。
刑事さんだと思うんですけど
被害届を出したとか、そんな事も…
Q. (小原容疑者は)誰と話していたんですか?
刑事さんと、ずっとやり取りしていた。
恐喝がどうのこうのとか
しゃべっていたような感じはしますけどね。
黒木さんの調査によれば、
この日も(6月30日)小原容疑者は
被害届を取り下げようと警察に頻繁に電話をしていたと言う。
しかし、被害届取り下げの申し出を
Y刑事は拒んだと思われる。
遺体発見前日
6月30日のメール
久慈の警察に電話してX氏の恐喝の件
取り下げようとしたら、駄目だった。
県警が事件扱い処理したからって
明日か明後日、呼ばれそう。
この日のメールからは
被害届取り下げを拒否された事が伺える。
6月30日 夜8時30分頃
小原容疑者は再び刑事に電話をして
被害届の取り下げを求めています。
この時、小原容疑者から電話を変わった父親も直接、刑事と話をしています。
小原容疑者の父親より
(警察に)息子が出している被害届を取り下げたいと本人が言ってるので、取り下げてほしいんですがと…
私はそういう風に言ったんです。
刑事さんから「いやいや、お父さん。こういった男を放っておくと勝幸君と同じような目に遭うやつが出るから。後2日~3日で逮捕するので、取り下げないで下さい」と言うんですよ
息子が被害届を
取り下げたいと言っているので
「取り下げて欲しい」と言った。
そうすると向こうは?
(刑事は)いやいや、お父さん。
こういった男を放っておくと
小原勝幸くんと同じような目に遭う奴が また出るから
あと2日~3日で逮捕するので
(被害届を)取り下げないで下さいと
メールも電話も、
佐藤梢Bさんの死亡推定日時に重なる。
これから人を殺そう、または殺した後に
わざわざ警察に連絡を取ろうとなど考えるだろうか。
7月2日(事件翌日)
遺体が発見された翌日
小原容疑者がこつ然と姿を消した。
最初は久慈署に向こうとしていたという。
7月2日 早朝のこと
小原容疑者の父親より
(自宅)この場所に来て
(小原容疑者から)
「久慈の刑事さんの所に行かなければいけないから連れて言ってくれないか」と
(小原容疑者から)「午前中で済むからく久慈の警察署送ってくれないかと」
そして、小原容疑者の最後の目撃証言となる
鵜の巣断崖で携帯で話していた相手も
久慈所のY刑事だったという。
幼なじみの男性より
(小原容疑者は)しゃべっていましたけど
久慈署の刑事だと思います。
Q. それは、どうして分かったんですか?
家にいた時と同じような内容だった
同じ頃、小原容疑者から
自殺をほのめかすメールを受け取った
佐藤梢Aさんも久慈署のY刑事に電話をしていたという。
(小原容疑者が)鵜の巣断崖にいるみたいだから
行ってみてもらえませんか?と(梢さんが刑事に)言ったら
久慈署の被害届を出しに行った
刑事さんに その場ですぐ電話したんですけど…
(刑事は)分かった。と言って、電話が切れて
(それは誰が?)警察さん
しかし、警察が当時
鵜の巣断崖に駆けつけた形跡はありません。
それどころか警察は小原容疑者が鵜の巣断崖にいる事を知りながら
積極的に動こうとしなかったというのです。
黒木さんの取材によると
当時、警察は鵜の巣断崖に駆けつけた形跡はなく
それどころか小原容疑者が鵜の巣断崖にいると知りながら
積極的に動こうとしなかったと言います。
小原容疑者の父親より
(小原容疑者捜索のために)刑事さん
警察犬を出せないですかと言ったんです。
(刑事が)お父さん 警察犬は
数十分単位で、お金が掛かりますよと
高いですけれども
お父さん払えますか?
なぜか小原容疑者の捜索を事実上、放置した警察。
それは鵜の巣断崖周辺に住む住民の目にも奇妙に映っていた。
周辺に住む消防班長より
Q. (事件当時)捜索に出られたんですか?
出なかったと思ったなぁ。
Q. この辺りで検問や警察が配備していたのは
ご覧になりましたか?
鵜の巣断崖周辺住民より
そういうのも見なかった。
聞いていません。
おかしくはないでしょうか。
自殺をほのめかす言動があれば、
ただそれだけで現場に急行するのが警察官であり、
まして岩手県警は、佐藤梢Bさん殺しの犯人と目していたのですから。
さらに黒木さんは
警察の見立て違いを突き止めた。
黒木さんの取材ノートより
7月2日 午前5時
警察から「佐藤梢さんは生きてますか?」と問い合わせがあった。
さらにもう1つ奇妙な事実がある。
身元判明12時間前の電話。
遺体が発見された翌日の早朝(7月2日 朝5時)
岩手県警が問い合わせの電話を入れたのは
実際に殺害された佐藤梢Bさん宅ではなく
恐喝事件の保証人だった
佐藤梢Aさんの家だった。
佐藤梢Aさんの父親より
朝の5時ころに宮古署から電話がありまして
「お嬢さんは無事ですか?いますか?」
という電話がありました。
娘から佐藤梢さんBさんが行方不明に
なっていると話を聞いていたので、「あれ?」っと
もしかすると岩手県警は
佐藤梢が2人いるという事を分かっていない。
警察から電話があったのは
遺体の身元が判明する12時間も前。
当初、警察は殺害された佐藤梢Bさんを
恐喝事件で連帯保証人になっていた佐藤梢さんAだと考えた可能性が高い。
佐藤梢Aさんの父より
(身元判明の)12時間前に
うちに「死んでませんか?」「生きていますか?」
「宮古署ですが」という事で連絡が来てますから。
佐藤梢が同じ地域に
同姓同名が2人いたことを
警察は分かっていなかった
警察も その時点で
「ヤバイ、間違った」と…
という事なんでしょうね。
要するに岩手県警は、「殺人事件」と
「恐喝事件」を結びつけていたからこそ
同姓同名の別人である佐藤梢Aさんの
安否を確認をしたに相違ないのです。
つまり、警察は殺人事件と恐喝事件の接点に
イチ早く気づいていたのだ。
しかし…当初、恐喝事件の捜索に
前向きの姿勢を示していた久慈署ですが、
殺害事件後、恐喝事件を捜査した形跡は見られません。
それどころか、殺害事件から約3ヶ月後、
警察は被害届を受理したことさえ曖昧にしたのです。
小原容疑者の父親より
被害届(の件)
どうなってるんですかね
Y刑事より
被害届自体は受理してないもの
本人がいないんだもの だって
小原容疑者の父親より
はっきりと言ってますもん。
「2日~3日で逮捕するから被害届を取り下げないで下さい」って言ったでしょ?
刑事: それは言っていません。
父親: ひどいですねぇ~
今度は一転、被害届そのものを否定した。
あまりに不自然な警察の対応。
その裏側をジャーナリストの黒木さんはこう読み解く。
もし、岩手県警・久慈署が
ちゃんとした対応をとって恐喝事件を捜査していれば、
実は、この佐藤梢Bさんが殺されるという事件さえもがなかった可能性もある。
これは非常にやはり…県警としては
もし、これが事実であって発覚した場合は、大変なダメージになる訳ですね。
これは組織的に隠さなければいけなくなってしまった。
そして、
この事件の最大の謎。
あの断崖絶壁から
小原容疑者が一体どこへ消えたのか。
小原容疑者の所持品は
最後に目撃された日の翌日。
警察ではなく町役場の職員によって発見されました。
あちらの崖には
サンダル・財布・免許証など
所持品のほとんどが残されていました。
警察は小原容疑者が
自殺を偽装して逃亡したとしている。
しかし、鵜の巣断崖は
国道から約2.5km
歩くと約35分ほど掛かる。
お金も所持品も全て失い
裸足の小原容疑者は一体どうやって
どこに消えたのだろうか…
ジャーナリストの黒木さんより
素足の状態で、ここから歩く
ということは、まず不可能だと思います。
逃げる場所ない
それと公共の交通機関がまったくない訳ですね。
だとするならば
どこかで車を盗むとか
何なりの方法をしなければならないけれども
そういった形跡、
痕跡はまったくないわけですね。
黒木さんの取材ノートより
小原勝幸は死んでいるかもしれない
断崖から飛び降りたからではありません。
誰かに連れ去られ、その誰かに
殺害された可能性が高いと考えた方が合理的。
三陸海外の断崖絶壁から
こつ然と消えた小原容疑者。
その後の一切の足取りも
その存在の痕跡すら見つかっていない。
小原容疑者をめぐっては2つの大きな謎があります。
1.佐藤梢Bさんを殺害する動機がない
2.死亡推定日時に小原容疑者にアリバイがある。
長野さんより
私たちが取材した限りなんですけれども
小原容疑者と殺害事件を結びつけるものっていうのは
佐藤梢Bさんを失踪当日、小原容疑者が呼び出した事だけなんですね。
しかも、佐藤梢さんがいなくなってから遺体が発見されるまでの間、小原容疑者は恐喝事件の被害届出を取り下げのために電話を何度も警察に掛けている…
犯人がそんなに電話をかけるのかなぁ~?っていう疑問がありました。
それにも関わらずですね
警察はこちらのポスターのように
「17歳(当時)の少女を殺害した犯人です。」と断定しました。
そして、報奨金100万円までを懸けて
全国に指名手配しています。
日本の指名手配者って、およそ1200人いるんですが、
懸賞金をかけられているのは、わずか4人だけ。
極めて異例な状況なんです。
日本の全国指名手配犯について
2024年現在は540人となっています。
その一方で、小原容疑者が失踪直前まで、こだわっていた恐喝事件。
これと関連付けて警察が再捜査している所が、まったく見えないんですね。
小原容疑者の家族や佐藤梢Aさんらは恐喝事件の事実を情報提供をしました。
さらに記者会見を開きました。
なのに、いまだにきちんとした捜査がされていない
極めて警察の対応が不自然で理解しがたいものがあったんですね。
指名手配犯に懸賞金がついた人数については
後のアベマの放送にて1100人中 8人と修正されています。
小原容疑者を恐喝していたX氏について
長野さんらは会っており、黒木さんの取材にたいして
X氏の主張より
・頭後殴って10万円払うよう要求しただけで日本刀で恐喝はしていない
・その件は岩手県警にも話した。
・早く小原容疑者が捕まり、全てを語ってほしい
この謎だらけの事件なんですが、
事件の再捜査について岩手県警に対して
番組では質問状を送りました。
Q. 小原容疑者の家族らの情報提供と再捜査の要望に対して
岩手県警の回答より
被疑者家族を含め、様々なご要望等を受けており、
これらを参考にして捜査を進めています。
Q. 恐喝事件の捜査状況は?
「怠慢捜査ではないか」という指摘に対して
個別事件の捜査状況については
コメントできません。
独自調査の元に
遂に黒木さんは立ち上がった。
黒木さんより
指名手配のみならずですね。
これだけ懸賞金を掛ける
これはあまりにも酷いだろうと。
ジャーナリストの黒木昭雄です。
先ほど県警本部長宛に情報提供署を渡しました。
黒木さんが独自調査の結果を
情報提供してからも警察の動きは鈍かった。
佐藤梢Aさん
(小原容疑者の元交際相手)
記者会見までしたのにも関わらず
警察の動きは全く見えないし
隠すことに、いっぱいいっぱいで
これ以上、捜査のする気がないっていう風にしか私には見えないので
黒木さんは捜査1課に電話をします。
黒木: 黒木です。
捜査1課:どういうご用件ですか?
黒木さんより
情報をあなた方は入手しているのに
なぜ捜査してないんですか?
捜査1課より
捜査はしてますよ
してないでしょ?
何が捜査したの教えてよ。
捜査1課より
それは お答えできません。
事件から2年後…
2010年11月1日(月)
小原容疑者の懸賞金が
100万円 → 300万に増額された。
それは2年2ヶ月に渡る、黒木さんの活動を全面否定するものだった。
懸賞金が増額した日に
事件の真相を追っていた
ジャーナリストの黒木昭雄(52才)さんは
遺書を残したまま、自殺してしまいます。
(車の中での練炭自殺)
黒木さんの遺書より
今さら言う事もありませんが
岩手の事件が私の人生を変えました。
これから行くところには会いたい人が沢山います。
佐藤梢さんにも会いたいし、事件の真相を知りたい。
2010.11.1 黒木昭雄
事件から28日後の
7月29日 小原勝幸容疑者が
全国指名手配されて現在に至ります。
・名前: 小原 勝幸(おばら かつゆき)
・年齢: 43歳(昭和54年生まれ)
・身長: 170cm
・出身地: 岩手県田野畑村
・罪名: 殺人
・逃亡期間: 15年
・報奨金: 300万円
◆ 岩手県警の情報提供先について
宮古警察署 捜査本部: 0193-64-0110
警察から犯人と疑われている
小原容疑者については
1.自殺に見せかけた逃亡説(警察は断定)
2.殺されている説
3.自殺説
という3つの説が囁かれています。
偶然にも被害女性は同姓同名で事件の真相を追っていたジャーナリストは2年後に自殺で亡くなってしまうミステリー小説のような闇が深い事件となっています。
ぜひ1つの参考にして頂ければ幸いです。
岩手17歳女性殺害事件の犯人 前編(逃亡/自殺/他殺の真相)
岩手17歳女性殺害事件の犯人 中編(逃亡/自殺/他殺の真相)
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