バイクが燃える出火原因(車両火災)
● 車&バイクが走行中に燃える出火原因
炎上事故の原因(車が燃える発火事故)
2022年8月16日(火)午前9時頃
神奈川県綾瀬市にある一般道の信号(寺尾台)で
走行中のバイクに火がついて大炎上した事が分かりました。
交差点で信号待ちをしている
ドラレコ撮影者が待っていた所…?
次の瞬間…
[ドラレコ映像] バイク炎上(物理) / バイク火災 / バイク事故より
突然ゴーストライダーが
リアタイヤからマフラー付近にかけて
火がついた状態のまま走行しているバイクが目の前を通り過ぎていきます。
バイクの運転手は
かなり慌てた様子で
安全な場所を探しつつ
左に曲がった所で
すぐにバイクを停車させて
急いで近くにあるガソリンスタンドへ
「消火器を貸してほしい」と駆け込みました。
その間、バイクの状態はと言いますと…?
横に倒れた状態のまま見る見る内に
火が大きくなり黒煙と共に大炎上してしまっています。
幸いにも炎上したバイクが停めてある場所からすぐ近くのところに消防署があります(現場から約500m)
恐らく、ガソリンスタンド or 近くにいた方が119番通報してくれたのだと思います。
その後、消防隊員が、すぐに駆けつけてくれたお陰で事なきをえたようでした。
運転していた男性にケガはなく、誰一人も巻き込まれずに被害者はいなかったという事で良かったです。
何よりもバイクが信号(交差点)を渡る時には赤信号だったので、信号無視と車線変更&左折時のウインカーを忘れた走行となっておりましたが…?
運良く車も来ずに大事故にならなくて本当に良かったです。
もしかしたら、青信号側の道路を走行中の車が右から来ていて危険な状況だった可能性も否めないですが、バイクから出火している事に気づいて止まってくれた可能性もありますね。
バイクの運転手も相当なまでに緊迫して慌てた様子だったため、少しでも安全な場所へ移動する事で、精一杯の必死だったのではないかと思います。
この慌てぶりは、火の相当なまでの危険を身をもって感じて体感した方でしか分からない恐ろしさを持ち合わせています。
火というものは、あっという間に見る見る内に燃え上がる炎は本当に驚異です。
バイクの車種はカワサキの「ZZR1400」になります。
比較的、新しいバイクとなりますので、再びメーカーは「カワサキか…」になります。
いつもながら過去の様々な経験からで大変恐縮なのですが、今回のケースではリアタイヤからマフラーにかけて炎上しています。
※ 当方も古いハーレーで消防車を呼ぶ程の恐ろしいまでの炎上経験ありです。
今回、炎上した原因については
比較的、新しいバイクという事もありまして
リアブレーキを引きずったまま走行 = 効いた状態のまま走行
といったトラブルにてブレーキに熱をもって火が出るケースが非常に多いです。
リアホイール付近からの火が大きく目立ちますので、リアブレーキを引きずったまま走行して火が出たのではないかと思います。
火が出る直前の道路は、42号線で車の流れも早い事も関係しておりますが…?
すぐ近くに高速道路(綾瀬インターIC)があります。
もしかしたら、高速走行で引きずったブレーキに熱を持った可能性が高いです。
車の流れが早い幹線道路 & 高速道路で、走行中にリアブレーキから炎上しているパターンを何度も見かけた事があります。
その一例として
まさに、この方のパターンとも似ております。
本人は気づかずに後ろを走っていた仲間の方が気づいていたようでした。
今回のケースでは「ガソリンがマフラーに流れて」といった専門家の解説もありましたが、その場合にはもう少し前辺りから燃え上がる可能性が高いです。
他にモータージャーナリストの解説では「エンジンオイルの漏れの可能性」とも言われております。
エンジンオイルが原因で、ここまで炎上したパターンは見かけた事がありません。
よく昔のハーレーではありがちなトラブルではあるのですが、オイルはエンジン内でも綺麗に焼き切って白煙としてマフラーから排出されます。
液体として
ここまでの引火性の高いものは
「ガソリン以外に原因は考えられない」
と思っておりますが、仮にエンジンオイルが原因だとしたら恐ろしい話であります。
というよりも
車&バイクが燃え上がる大抵の原因は「ガソリン」の事がほとんどです。
今回は火元がリア付近からとなりますので、
リアブレーキが効いた状態のまま引きずり
または
電装系 & 点火系パーツや配線の経年劣化
(配線が剥き出し状態でショート)
といった原因の可能性が高いとみています。
他にバイクが炎上する原因としましては
ガソリンタンク付近にある
燃料コックからの「ガソリン漏れ」
または
キャブレターからのオーバーフロー(燃料が溢れかえる)による「ガソリン漏れ」
あたりが原因ではないかと思います。
※ キャブレター = タンクとエンジンの間にあるガソリンを貯めておく架け橋となる装置になります。
次にガソリンフィルター(燃料フィルター)からの漏れの可能性が高いと思います。
他にはエンジンをかけるために絶対必要になる
点火系パーツ部品の寿命
バッテリーに繋がっている電気配線が経年劣化で古くなった事により
ショート(フレームと配線が接触した事で発火)
いずれかの可能性が炎上の可能性が高いと思っております。
火事&火災対策として消火器は一家に一台必須
大きな火事にならないためにも
消火器 or 火災スプレーは一家に一台
絶対に用意してあった方が良いと思います。
当方もスマートフォン(iPhone)から直接の発火はないのですが、
・モバイルバッテリーの膨らみ&異音
・エアコンのリモコン電池からの液漏れ&異音
・2000年前後にパソコンのマザーボード&電源から発火と煙
・古いバイクで消防車を呼ぶ程の火災になりかねない経験をした事があります。
ちびまる子ちゃんの長沢くんがひねくれてしまう気持ちが分かるではないのですが、そのくらいまでに火というものは本当に恐ろしいくらいでした。
あっという間という言葉もないくらいまでに見る見る内に物凄い勢いで燃え上がります。
小さな火の灯火(ともしび)から「数秒」もしない内に人間を超える数メートルの高さまで一気に燃え上がる瞬間を目の前で見ております。
一度でも、あの怖い経験をしたら絶対に「消火器&火災スプレー」は一家に一台必要だと教訓から学べました。
よく見かける消火器は大きすぎますので、
一般家庭用にはミニタイプの消火器が一番ですね。
・ミニ消火器(高さ38cmx幅13cmx重さ1.0kg) ・ミニ消火器のホースなし(高さ38cmx幅18cmx重さ1.2kg) ・ミニ消火器(高さ44cmx幅20cmx重さ3.9kg)
一般家庭用としましては
上記いずれかで十分になります。
それでもミニ消火器が邪魔という方は
・火消しスプレー1本
・キッチン消火スプレー1本
・キッチン消化スプレー2本
火災スプレー(簡易消火器)でOKでございます。
そして、少しでも火災の発火を未然に防ぐためにも
リチウムイオンバッテリーの正しい知識をつけておく事が何よりも大切ですね。
ぜひ1つの参考にして頂ければ幸いです。