N-BOXリコール情報(エンスト死亡事故発生)
● N-BOXリコール対象車(早見表)
燃料ポンプ不具合でエンストの恐れ(追突死亡事故発生)
ホンダの軽自動車について
N-BOXを含む 合計25車種にて
リコール(不具合)が発表されております。
◆ リコールとは?
車を動かしている部品に不具合問題が確認された状態となります。
早急にディーラーに出向いて新しい部品に交換する必要がございます。
具体的な内容として
製造上の”欠陥ミス”になりますので、
新しい部品の交換は「完全無料(無償修理)」になります。
ホンダのN-BOXでは
近況だけで2022年6月・2023年6月と
「2回のリコール対象車」が発表されております。
今回のリコール対象車種として
・N-BOX(Custom/SLASH)
・N-WGN / N-ONE / N-VAN
・S660
・フィット / FREED / VEZEL
・ステップワゴン / SHUTTLE / オデッセイ
・GRACE / JADE / シビック / アコード
・CR-V / LEGEND / CLARITY
リコール対象車かどうか?
確認方法については、とても簡単です。
まずは車検証に記載してある
「初年度登録(年式)」
※ 初年度登録 = 製造された車を新車として
初めて国(運輸支局)に登録申請して認められた年月日になります。
上記を確認して頂きまして
◆ 2022年6月発表分より
初年度登録: 2018年3月~12月(平成30年)までの車両がリコール対象車
→「2018年」に生産された
N-BOXがリコール対象となります。
◆ 2023年6月発表分より
初年度登録:2017年8月30日(平成29年)~2019年5月21日(平成31年)までの車両がリコール対象車
→「2017年8月~2019年5月」に生産された
N-BOXがリコール対象となります。
簡単な確認方法として
最初に「初年度登録」を確認しますが、必ずしも「初年度登録 = 製造年」とは限りません。
初年度登録が該当した方は必ず「型式」→「車体番号」の順番で要チェックです。
※ 稀に古い車両が後から新車登録される事もありますが、それでも99%は該当しています。
特に正規ディーラー店以外のルートの並行輸入車は合致していない事が多々あります。
N-BOXだけで「21万9623台」がリコール対象車となっています。
2023年の新たなリコール対象車の追加分を合わせまして
合計30万7,351台になりました。
その他の車種を合わせますと…?
全26車種で「合計113万8,250台」となっています。
リコール対象車の
不具合箇所については
燃料装置 = 低圧燃料ポンプ(デンソー製)の不具合となります。
簡単に説明しますと…?
ガソリンが正常に送れなくなる不具合になります。
不具合症状として
最悪の場合には「走行中にエンスト」してしまいます。
現在までに
「合計68件」の不具合が報告されておりまして
2023年発表の追加分は「合計237件」が不具合が発生しております。
リコールに該当された方については
なるべく早めに最寄りのディーラーにて交換してもらった方が良いと思います。
なぜならアイドリングストップ車となります。
交差点等で立ち往生してしまい困ってしまうからですね。
<追記>
その後、残念な事に今回のリコール発表される前(2023年7月)
鳥取市の東名高速のトンネル内でエンストしてしまい命に関わってしまった「追突死亡事故」が発生してしまいました。
リコール対象車で追突死亡事故が発生(燃料ポンプ不具合でエンスト)
そのため、リコール対象である方は、高速道路に乗らない&なるべく早めにリコール対象である「燃料ポンプの不具合」を直す事をおすすめいたします。
冒頭でもお話しましたが、
修理費用は「完全無料(無償修理)」になります。
リコールによる不具合については
「中古で購入された方も対象」になります。
→ 購入店でなくとも近くのディーラーにて
「無料にて修理」をしてもらう事が出来ますので、ご安心下さいませ。
リコール対象車の確認方法として
車検証 = 2年に一度ある検査の書類より
1.型式 2.車体番号
上記2点をチェックする必要がございます。
まずはリコール対象となる「型式」については
・N-BOX / N-BOX Custom: DBA-FJ3 ・N-BOX SLASH: DBA-JF1 / DBA-JF2
※ NBOX+ N-BOX+ Custom含む)
・N-WGN / N-WGN CUSTOM: DBA-JH1 / DBA-JH2 ・N-ONE: DBA-JG1 / DBA-JG2 ・N-VAN: DBD-JJ1 ・S660:DBA-JW5
→ 合計10車種(9型式)
その他、15車種については次の一覧表にてご確認下さいませ。
型式が該当された方については
次に「車体番号」をチェックする必要がございます。
下記よりホンダの対象全車種の型式&車体番号をご確認頂けます。
◆ リコール対象車の型式&車体番号(早見表)
いずれにしましても
リコール対象車には自宅宛へ
郵送にてハガキ(ダイレクトメール)が届く事になっております。
その辺は心配しなくても大丈夫だと思います。
ただ、リコール修理によりホンダのディーラーは非常に混み合う事が予測されます。
早めに予約をしておく事だけ覚えておけば大丈夫ですね。
◆ ホンダ お客様相談センター
・電話番号: 0120-112-010 ・受付時間: 朝9時~12時 / 午後1時~5時まで
燃料ポンプ不具合としましては
これまでホンダ車以外に自動車メーカー合計8社で
382万台以上のリコール届け出が発表されています。
燃料系の不具合については
走行中のエンスト以外に火事・火災等に繋がる事がありますので、何とも恐ろしい話です。
万が一、燃料系のリコール不具合が発生したら、1日も早く部品を交換してもらうのがベストになります。
その後、ホンダカーズに問い合わせた方によりますと…?
燃料ポンプの入荷が(来年)2024年4月以降からの対応
あくまでも現時点での予定納期になっております。
さらに遅くなってしまう可能性も十分に考えられるという事でした。
まさにエアバッグの大規模リコールと同じような深刻な問題となっております。
ついでにバッテリー交換もおすすめいたします。
ぜひ1つの参考にして頂ければ幸いです。